『ゴール前での攻防!相手から1点でも多くゴールを奪えるようにパワーを持ってゴール前へ』
From:川田 雄一郎
2月1日(土)@スポーツセンターにてトレーニングを行いました!
本日のトレーニングはゴール前での攻防。
アタッキングサードまではリズム良くボールを運べることが多いのですが、アタッキングサードではどうしても行き詰まる回数が多いのも事実。
ひとつの原因として、裏へ抜け出してからのシュート or セットプレーが得点パターンのほとんどを占めていること。
この中に、クロスボールからの得点などが絡んでくると一気にチームの攻撃力は高まります!
クロスボールからの得点に必要なことは、
①クロスボールを受ける選手のボールの受け方
②クロスボールの質
③クロスボールを蹴る選手の位置
大きく分けてこの3つ。
以前、夏の園部キャンプでは①クロスボールを受ける選手のボールの受け方をトレーニングしました。
今回は①を復習しながら、②、③も合わせてトレーニングしていきます!
ただ、このクロスボールを改善するというのは今日のトレーニングの最終地点。
そこに至るまでのプレーは日々トレーニングしています!
以前の記事はこちらをクリック!↓
『ポジショナルプレー × 攻守の優先順位!クロスボールからの攻防と合わせてトレーニング!』
クロスボールへの入り方を理解したところで、いざ実践中ですが、思うような得点が出来ません。
フリーズをしながら、選手たちの動き方を逐一確認。
上記①〜③を頭に入れながら、相手がいる実践形式でより試合に近づいた状況で行います!
ここで重要なのが選手ひとりひとりの取り組み方と理解をしようとする姿勢。
別にこのトレーニング一回で出来るようにならなくても良いんです。
でも、
出来るようになろう!
出来るようになるにはどうすればいいだろう?
こう考えながらトレーニングしている選手としていない選手とでは大きく成長スピードに差が出てしまいます。
サッカーは11人のスポーツ。
人数が多ければ、その分大切な公式戦に出場出来ない選手が出てきます。
(もちろん、その分トレーニングマッチなどで試合は多数確保。ひとりひとりが経験値を多く積める環境は作っていますが、公式戦はその11人しかピッチには立てません。)
ということは、どうしてもチーム内に競争が生まれてくる。
(競争が生まれるのはとても良いことです)
もし、今能力が50のA選手がいて、25のB選手がいる。
でも取り組み方は25の選手の方がいい。
この場合、25の選手の取り組み方がどんどん向上していけば、半年もすれば簡単に追い抜くことが出来るでしょう。
それくらい、日々の取り組み方に対する意識というのは重要になります。
そして、やっぱり自分の限界に挑戦している選手というのはスタッフ陣の目に入るし、そうなると
「B選手、今度の試合に使うのは難しいかもしれないけど、ベンチには入れてあげてもいいかも!チャンスがあれば使ってあげたら?」
という話にしょっちゅうなります。
しかもそういう選手は自分がボールを取られたりしたら、その責任感から全力で取り返しにいくことが多い。
そんな姿を見たら使ってあげたいなと思いますよね?
(指導者をしている方々の多くはそうなのではないでしょうか?)
この日のトレーニングでもたくさんのミスがたくさん生まれました。笑
でも、そのミスが、
チャレンジした上でのミスか?
集中力を欠いた初歩的なミスか?
どちらかで今日という1日の価値が変わってくる。
みんな、お疲れ様!
日曜日は京滋リーグとアトレティコさんとのトレーニングマッチ!
頑張ろう!
ではまた!