「ドリブルスピードの緩急差あり過ぎて相手が『えー』って驚き、つまづき、転んでしまう!」
From:田中 康平
11月20日(水)はボールフィーリング・ドリブルをトレーニング!
この時期になると、街が光で彩られるイルミネーションを目にするようになってきますね!
イルミネーションのように輝き彩りのある豊かなプレーが出来るような選手を目指していきましょう!!!
今日はドリブル三要素ののその③の緩急について迫っていきたいと思います!
緩急は簡潔に言うと、スピードの速い遅いのことです!
速いスピードでのドリブル・遅いスピードでのドリブル
このスピードの差があるから、あればあるほど相手を置き去りにし、突き放すことが出来ます!
かわそうとはするもののなかなか抜け出せない
かわしたつもりでもついてこられてしまう
かわせたのはいいものの追いつかれてしまう
どれもこれもドリブルスピードの変化が小さい、もしくは無いのが原因ではないでしょうか!
もちろん単純な走るスピードの差があったり、身体の大きさで差があったりして
かわしにくい、抜きにくい、突き放しにくいこともありますが、
緩急を使うことで優位・有利になることは出来ると思います!
なので同じ学年や同じぐらいの体格の相手では、
緩急を使うことで抜き去る・置き去る・突き放すことが出来ると思います!
緩急を使うとはいえ、どうすればより効果的になるのかが大事です!
ただ単にゆっくり→速くにしても上手くはいきません!
なぜなら相手の状態・状況などもあるからです!
相手がボールを奪おうと構えて止まった瞬間に一気に速く動き出す!
ゆっくりとしたドリブルをしながら、相手がボールを奪いにこようと前のめりになった瞬間に
一気にスピードを上げたドリブルをする!
相手がついてくるから自分自身が一瞬止まって、相手も一瞬でも立ち止まらせて
その瞬間にもう一回スピードを上げてドリブルをする!
このように相手の逆の動きをとった上に、緩急を最大限に使えれば、
相手からは離れ、ゴールには近づくことが出来る!
こうなれば、よりシュートというプレーにも近づくことが出来る!
たとえシュートが出来なくても、シュートが打てそうなエリアまでドリブル、
シュートが打てそうな選手へのパス、ゴールに近い選手へのパスといった風に
より得点に近づくプレーが選択出来てくるに間違いありません!
【ドリブル三要素】と題して連載しましたが、いかがだったでしょうか?
【その①では深み(懐)】でボールを奪われない
【その②では幅】を大きく取り相手をかわしにいく
【その③では緩急】で相手から離れゴールに向かって行く!
このようにそれぞれの局面でのボールの扱い方の違いで、
ボールを奪われずにサッカーの目的である得点を目指して行く!
これは個々人の技術が求められます!
この技術を高めるためにも、細分化したトレーニングを行いますが、
試合になったときには、トレーニングが集約され、イメージが湧くようなトレーニングにしています!
トレーニングのためのトレーニングではなく
試合で活きるトレーニングになるようにしています!
その効果もあり、キッズから小学6年生までのどのクラスでも、
頭で考えながらプレーしているように見えたり、
試合のときにトレーニングで行ったことが意識出来ているように見えたりと
結果だけではなく経過を大事に出来ているのではないかと思います!
本日参加してくれた皆さま、ありがとうございました。
金曜日は雨予報。天気はどうしようもありませんが、雨雲が長岡京の上空では、緩急の緩であって欲しくない!笑
雨雲が急に流れていくように皆んなでてるてる坊主を作りましょう!