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「複雑な現象を読み解く力を身につける!脳みそを鍛えることで全ては理解することから始まる!」

「複雑な現象を読み解く力を身につける!脳みそを鍛えることで全ては理解することから始まる!」

From:川田 雄一郎

 

2月19日(水)@長岡京市立スポーツセンターにてトレーニングを行いました!

 

今回のトレーニングテーマは「複雑な現象を読み解く力を鍛える」。

How to footballということで、今回の記事もスタートしていきたいと思います!

 

 

まず、サッカーにおいてここ最近チームで取り組んでいるのが、「理解力を高める」ことを意識させるようなトレーニング構築をしています。

(多分、選手たちは楽しく取り組んでくれているだけだと思いますが。笑)

それはオーガナイズやコーチングでこちらがコントロールしている部分なのですが、今自分はどうすれば効率的なプレーが出来るようになるのか?この考え方に行き着くように選手たちを導いています。

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ワンプレー、ワンプレーを刹那的に終わることがとても多い長岡京SCレディースの選手たち。

ミスしても、成功しても、休憩中でも「楽しいね!」で終わってしまっていることが多いということなのですが、そこを、

今のは何が良かったかな?

今のは何が悪かったかな?

このトレーニングの目的は何かな?」

↑これを常に考えながら取り組めたらどれだけ良いでしょうか。

良いトレーニングはたくさんあるだろうし、他のチームのコーチたちも日々苦労をされて指導されていると思います。

でもうちに来てくれている選手たちには質の高いトレーニングの供給だけではなく、物事を考え、吸収しようとする姿勢や発展させようとする思考力をまずは身につけてほしいと思っています。

うちに来て、サッカーが上達して、はい卒団、おめでとう!では、ただサッカーを教えるだけのチームになってしまう。

そうではなく、サッカー人生以外にもたくさん人生があります。もちろんサッカーを生涯スポーツとして続けてほしいという思いはとても強くあります。

でもそれと同じくらい、サッカー以外のことにもたくさん興味を持ってもらい、色んな人たちから物事を吸収し、自分の頭(思考力)で良い方向に発展させていける人材になってもらいたいと思っています。

周りのひとたちに良い影響を与えられる人間。絶対に魅力的だし、素敵です。

そんな人間性も身につけてほしい。

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さぁ、そのあたりも意識しながらトレーニングを進めていきます。

まずはパス&コントロールからトレーニングはスタート。

動きながらのインサイドパスとインサイドコントロールで技術力を高めていきます!

寒いので、常に動きながら行えるオーガナイズ!

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次に3vs1のトレーニング!

今日のトレーニングは中学生と小学生を合同で行なっているため、組み分けした中で、各グループのレベルに合わせたルール設定のもと行いました。

①ワンタッチのみのグループ

②アンダー2タッチのグループ

③フリータッチのグループ

各グループでのルール設定の中トレーニングを行いますが、獲得したいことは同じ。

獲得ワード

①次の展開を予測することが出来る思考力の獲得

②サポートが出来る体の向きの確保とそれを持続出来る無意識の習慣化

③サポートのスピードが上がるステップワーク(クロスステップの無意識の習慣化)

この3つが全て無意識で出来るようなレベルにまで落とし込みたい。笑

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この3つを獲得させたいがために、これ3vs1というトレーニングは本当に愛用しています。笑

ほぼ毎日やっている月もあったくらい。

もちろん、習得具合によってはトレーニング負荷を少しずつ変えています。

それはトレーニングの意図にもよりますが、例えばルール設定を変えたり、トレーニングのサイズを50cm変えてみたりと色々と工夫を入れています。

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上記3つのことが無意識に出来るようになれば、試合の時にサポートが格段に上達します。

まぁ、これだけが出来ても人数が増えたらさらに複雑な状況になるので、そこからまたトレーニングをして理解力をつけていかないといけませんが、それでもサポートという能力に対するベースは格段に上がる

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次は3vs3vs3のポゼッション。

前にボールを移動させるようなルール設定のトレーニングになりましたが、選手たち、いやー、上達しました。笑

まず、ボールを受ける前に体の向きを確保する(前方へのパスコースを作る)能力が格段に上がりました。

いやー、やはり3vs1のトレーニングはベースを作ることが出来る素晴らしいトレーニング。

(ちなみに、うちの3vs1、上手いグループだと普通にコーチが入っていて、本気でやってもボールが取れないレベルです)

 

体の向きを確保出来ているから、自然と視野も前を向く。

前を向いた状態でボールを受けようとするから、自然と守備側もそれを阻止しようとする

これが今回獲得させたかったほんとの部分で今回のトレーニングの肝。

要は、相手(守備者)を動かせる能力を身につけさせることが真の目的でした。

 

 

たくさん試合を見ていますが、特に現代では今のリバプールや、グラウディオラが指導していたバルセロナなどは、ボールを動かすスピードがとても速い

なぜかというと、それは守っている守備側を走らせ、ゴールへ向かう最短距離の穴を作ることにあるからです。

人間はボールより速くは動けません。だから、ボールを速く動かす。

では、強いパスをキック出来る能力を身につけたらいいじゃないかと言われそうですが、それももちろん一理あります。

でも、彼らは速くボールを動かせるだけの素晴らしい準備それを行えるだけのベースのスキルが備わっているということがキーポイントだと思うのです。

その準備とベースのスキル、長岡京SCレディース、ガールズ(川田と田中コーチが担当)、ジュニアユース(上野コーチ、谷コーチが担当)では取り組んでいます。

実はそんなことを3vs1のトレーニングでせっせかせっせか取り組んでいて、そのベースをひっさげて今は3vs3vs3というより複雑なトレーニングに落とし込んで取り組んでいます。

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今取り組んでいることが本当に正しく、効果があることなのかどうかは分かりません。

でもそれは今後彼女たちは示してくれると信じて、今チーム一丸となって取り組中。

さぁ、花が大きく咲くのはいつになることやら。笑

 

どのように成長してくれるのか、非常に楽しみです!

みんな、頑張りました!

 

ではまた!

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